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2011年4月1日金曜日

029:男のコダワリの巻〜ジーンズ編#1

いきなりだけど、「Jeansと言えばLevi's」っていうCMがあったじゃない?

だからって訳じゃないんだけど、いつもジーンズはLevi'sって決めているのよ。

高校の時の同級生の言っていた何の裏付けもない単なる噂話を聞いた、そん時からもう「Levi'sじゃなきゃジーンズじゃないっ!」って思い込んじゃっててね。

CMのサブリミナル効果っていうか、思い込み激しすぎてウソでも真実に思えてきちゃうっていうか、それが慣習になっちゃったっていうか。


ジーンズのメジャーなブランドと言えば、EDWINLevi'sが二大ブランドになるのかな。まぁ、WranglerLeeとかもあるけど、ブランドとしては残っていていも資本としては吸収されちゃったりしてるから微妙だね。いまじゃエビスとかフェローズとかもあるこたぁあるけど、ここは一つ25年前の高校生の時の話から始まるから、最近のブランドはなしってことで許しておくんなまし。

EDWINってのは、日本で初めてジーンズ製造始めた会社なのね。

Wiki見て初めて知ったくらいだから偉そうなこと言えないんだけど。さっきのEDWINってのをクリックするとWikiに飛ぶから見てみ?

このWikiにも書いてあったけど、その同級生も「EDWIN」っていう社名だかブランド名の由来は2つあるって言ってた。

  • 「DENIM」のスペルを組み替えたって噂

  • 「DENIM」のMを逆さまにしてWにして順番を入れ替えれば、確かに「EDWIN」になる。信憑性あんのかな?って勝手に思ってたんだけど、どうやらホントみたいね。

  • ジーンズの発祥地アメリカ本国に負けない!

  • アメリカなんかに負けてられっか!ってことで、「江戸」が「WIN(勝つ)」って思いと願いを込めて「江戸WIN」が「EDWIN」になったっていう話し。
    いったいいつの時代に出来たメーカーなんだ?ってお嘆きの貴兄もいると思うんだけど、その時は「なるほどねぇ〜」なんて思っちゃったんだよね。どうやらこれもホントらしい。

で、その同級生が言うには、ジーンズはアメリカで生まれたんだから、日本のメーカーが作ったジーンズは所詮猿真似で、本物のジーンズじゃないんだと。「う〜ん確かにそうだよなぁ〜」なんて影響されちゃうわけですよ。

幼い頃(高校生だけど)に刷り込まれたもんだから、もう本能的に「ジーンズ」といえば「Levi's」になっちまいやした。


小学生までは長ズボンなんて履かない子供だった。

今と違って股ギリギリまで裾がない半ズボンで一年間を過ごすの。冬でも半ズボン。それもデニム素材だったんだけど、とてもメーカーなんて判るようなちゃんとした半ズボンじゃなかった気がする。

本格的に裾の長いジーンズを履くようになんのは、中学生の頃からだった。

最初に親に買ってもらったジーンズは、確かLeeだった。安売りの店で売れ残ったヤツ。

その時はジーンズのメーカーなんて全く気にしてなかったし、親が買ってくれた物を着たり履いたりするもんだと思ってたから、文句も言わずに。

それが高校生になって、さっきのような「ジーンズと言えばLevi's」的な固定観念が植え付けられちゃってからは、もうずーっとLevi's。まさに「Only Levi's」。特にEDWINと履き比べてみた訳じゃないから何の根拠もないんだけど、やっぱりジーンズと言えばLevi's。もうLevi's一筋。


Levi'sをこよなく愛する人たちは、501を好んで履くよね。

もちろんボクも買って履いたことあるけど、どうもボタンフライに慣れなくてね。特に、トイレに行ったときなんか、もう面倒くさいってだけで何のメリットもありゃしないって、いまでも敬遠してる。20年くらい前に買った501が今でもそれほど色落ちせずに置いてありますよ。

だから基本はジップフライ。ボタンフライは履かないというコダワリ。

初期の御用達のLevi'sは503だった。まだクラッシュ加工とかなかった時代で、オリジナルとワンウォッシュがあったかなかったか、という曖昧な記憶。

もちろん色落ちしていないオリジナルの503を買って、履き潰すまで履いてた。色落ちを楽しむとかいうけど、そんな育成モードには入る余裕なんてなかったよ。だって、それ一本しか持ってなかったからね。

503は適度に緩いストレートで、普段履きにはちょうど良かった。

コンビニのバイトの時とかも動きやすかったし。502も同じようにジップフライだったんだけど、ちょっとお値段高めだったから、買うことはなかったな。いまでも欲しいんだけどね。

で、大学生になってバンドやり始めたら、US505っていう細身のモデルを履くようになるんだ。

ロックバンドの人たちって腕も脚も細い人が多いじゃない。ちゃんとご飯食べてんのかなぁ〜って心配になるくらい。

だからご多分に漏れず、ボクも細いヤツ履くようになったんだけど、普通の505じゃないってところがポイント。「US」ってのが、製造してたのがアメリカ本国だったってことなのよ。くだらんコダワリでしょ。

しばらくはこのUS505を履き続けることになる。

ヤスリで削ってボロボロにしたのもUS505だった。裏に缶を当てて、ヤスリで少しずつ削っていくのね、糸がほつれるように。

大学生の時はバイトにバンドに忙しくて、ろくなもん食べてなかったから、今よりも痩せててね。バイトも肉体労働系が多かったせいでもあるんかな。細身のジーンズでも余裕で履けてたのよ。今より下半身全体が細かったんだろうね。

こよなく愛したUS505だったんだけど、社会人になってまもなく履けなくなってね。

デスクワーカーで運動らしい運動なんて全くしなかったから、太腿と尻が入らなくなったのよ。ウエストは変わらないのに。

仕方がないから、また原点回帰して503を履くようになったんだ。

(つづく)

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