【当ブログの説明】

こちらは、かつてPosterousというミニブログサービス上で運営されていた「ほぼ日刊ひろさの」及び「煩悩の赴くままに」というコンテンツを再生することだけを目的に開設されたブログになります。
全部で400近いエピソードが収録されておりますが、2011年3月から2012年10月までに書かれたエントリーですので、かなり古い情報も含まれておりますことをご了承願います。

2011年11月16日水曜日

175:【完全版】とうとう解決!iPhoneのバッテリー消費問題はこれでバッチリだいっ!の巻〜まとめ編〜

......はい、タイトルが過剰すぎるという懸念はあります。すみません。

でも書きます。もろもろを詳細に明らかに記述した上で。

まとまりないかもしれないけれど、そこんとこはどうか勘弁してください。


世間を騒がしている「iPhoneのバッテリー問題」ですけど、既にいろんな方々が試していらっしゃるとおり、新発売のiPhone4Sというハードの問題ではなく、搭載されているiOS5もしくはiOS5.0.1の問題であるというのが大勢の見方であるということは、みなさんご承知かと。

iPhone 4Sのバッテリー問題はハードの問題ではなさそう : ギズモード・ジャパン
この記事での検証の通り、iPhone4Sというハードに依存する問題ではなく、搭載するiOSによるものというのが大勢の見方ですよね。

なので、これまでは「iPhoneの設定次第で解消できるのでは?」という仮説の下に、いろいろと試行錯誤して実証実験を繰り返してきたわけなんですけど、それは「とある限定的な使用方法・使用環境におけるバッテリー消費に関する問題とその解決方法」を模索してきたといっても過言ではありません。

もっと明確にするならば、「ボクがボクなりに使う方法でバッテリーが従来よりも早めに消費されちゃうから、何とかして改善しようと試みたところ、ボクのiPhoneでは解決しちゃいました!てへっ☆彡」という前提がつくことになります。

ですので、決して万人向けではありません。これは断言しておきます。

あくまでも、以後に記載する使用環境において解決したってことですので、その点は重々ご承知おき下さい。

ということで、これまで行なってきたことを整理しつつ、その対処方法と結果について、誰の参考にんもならないかもしれないけど、ボクにとっての覚え書きみたいなもんを早速記録しておこうかと思います。

最後までお付き合いいただけると幸甚です。


1.iPhoneを使用するもろもろの環境とか条件


まずは大事な前提条件を詳細に明確にしておかねばなるまい、ということでもろもろの諸条件を列挙してみましょう。

  • ハード
  • iPhone4S(黒、64GB)を使ってます。色はあんまり関係ないか。
    古いiPhone3GS(裏面白、32GB)もありますが、機種変更してSIMが死んでるのでWi-Fi通信しかできないし、放置してあるので電池が空っぽ。なので今回の検証には一切使用してません。古い機種でも同様の現象が発生していたかもしれないので、時間があれば試したかったのですが、できませんでした。中途半端でごめんなさい。

  • ソフト
  • 2011年11月11日(金)に公開されてからすぐ(朝の8:30頃)にiOS5.0.1にアップデートしています。
    アップデートする前のiOS5環境下で一度消費問題は完全に解決した時期があったんですが、iOS5.0.1へアップデートした直後から調子悪くなり、昨日11月16日まではスリープしててもバッテリーがかなり消費する問題が発生してったって感じです。
    だから今回のiOS5.0.1へのアップデートがネックになってるのかと迷った時もありましたが、実はそうではなかったという結論になりました(まだ結論は書かないけどね)。

  • 通信方法
  • SoftBankと契約をしてますが、3Gデータ通信は常時オフ。
    代わりに、UQWiMAXのUroad-8000というモバイル無線LANルーターを使用して、常にWi-Fi通信にてデータ通信してます。
    iOS4.Xの時には電話の3G通信もオフにすることができたけど、iOS5では設定でオフにすることは不可能になってます。なので、3Gデータ通信をオフにしたとしても、電話として使おうと思えば使えますし、この使い方でもSMSは受信してました(SoftBankからの料金確定のお知らせとか)。
    Wi-Fi通信だけでも普通にiPhoneとして使えるってことですね。

  • 通知センター
  • 必要最低限に絞ってます。
    TwitterとFoursquareを多用しているのでBoxcarの通知はよく来るかな。
    あとお天気関係(降水確率とか)の通知を受信するように設定。
    緊急地震速報はバッテリー消費が激しいという噂なのでオフ。
    そんな感じです。

  • 位置情報サービス
  • それが必須となるサービス(MapとかFourSquareとかゆれくるコールとか地図や位置に絡むサービス)は全てオン。

    Twitterや写真関係(instagramやカメラなど)はジオタグが着くのがイヤなのでオフにしています。

  • Siri
  • 使ってまへん。英語が通じないのであきらめました。

  • iCloud
  • 最低限にしてます。
    「連絡先」「ブックマーク」「フォトストリーム」「書類とデータ」「iPhoneを探す」をオンにしてるだけです。


2.問題(発生する現象)の内容


バッテリーの消費が早いという現象の具体的な内容なんすが、このブログでは以下の条件下でスリープ状態(画面が表示されない状態)にした際のバッテリー消費が激しいという現象のことを指します。

  • 3Gデータ通信はオフ。
  • Wi-Fi通信もオフ。
  • Bluetoothもオフ。
  • 全てのアプリを終了させてある。
スリープさせると画面は表示されていないので、明るさ等の設定は関係ない(液晶の明るさでバッテリー消費が左右されている訳ではないということ)にしても、通信関係はiOS4.Xの時にも勝手に通信してた問題があったのでこちらも過敏になっちゃいますよね。

なので、考えうる通信サービスを全てシャットアウトして試してみたんですが、通信をしていないにも関わらずバッテリーがドンドン消費される……この謎の現象がボクの中での「バッテリー消費問題」ということです。

ある特定のアプリを使っている状態でのバッテリー消費は、そのアプリ単体が使用する電力消費量や通信量や使い方にも左右される話なので、今回の問題には含めていません。だって、アプリ使ってる状態でのバッテリー消費の多い少ないなんて検証しようがないですもの。

なので、何も使用しないスリープ状態=電話待受状態でのバッテリー消費にスポットを当てています。

それが今回の検証のメインテーマになります。

iPhone4Sの仕様として「待受時間200時間」というスペックがあるのはご存知かと思いますけど、これがどのような状況下において計測すべき時間なのかは判断がつかなかったのですが、これを一応の目安(バッテリーが最大限使用できる理想的な環境)とします。

当然ながら、前述の条件を全て満たしたスリープ状態=電話待受状態での電力消費量は、

  • 待受時間200時間÷100%=2時間/%

  • ということになりますよね。

    つまり、電話待受のみの状態では「1%消費するのに2時間かかるのが理想」ということになります。

    ところが、ボクのiPhone4Sでは前述の条件(いろんなもんを犠牲にしてオフにする)を満たしているのに、3時間で10%5時間で15%のバッテリーが消費されるという問題が発生していたんですっ!

    これは、

  • 3時間(=180分)÷10%=18分/%
  • 5時間(=300分)÷15%=20分/%

  • ってことになります。

    つまり、本来仕様的には2時間で消費すべき1%をわずか18〜20分で消費していることになるってことじゃないですか?!

    これは非常に由々しき問題だ、大問題だ!

    誰が悪いんだ?
    ボクか?
    いやいやiOSか?
    Appleか?
    Appleのせいなのか?


    3.ここでとある仮説が成り立つ


    スリープさせた状態を「ただ電話の待ち受けする状態」と言っているのは、実はボクがそう思い込んでいるだけで、ホントのところはまだ裏で何かが動いていてバッテリーを消費しているのではないか?

    そんな仮説が成り立ちませんか、奥さん?

    この仮説を立証するする方法はただ一つ。

    「設定>一般>使用状況」にて実際の使用時間を把握することです。

    このルートでたどった画面に「起動時間」「使用時間」が表示されています。

    「起動時間」とは「最後にフル充電してからバッテリーのみで駆動している時間」のこと。

    画面を表示させてアプリを使っている時間もスリープしている時間もここに入るってことです。充電してからの経過時間ということですからね。

    対して「使用時間」とは「スリープしている時間を除く時間」=「実際にアプリを使用している時間」のことになるはずです。

    ボクの検証環境ではスリープ状態にする際に全てのアプリを終了させていて、電話を除く全ての通信設定をオフにしているので、当然ながらスリープしている時間はこの「使用時間」から除外されるはずなんです。

    ところが、そうではなかった……ということです。

    それがこちら。

    IMG_0995

    ご覧いただけるように、「起動時間=使用時間」になっています。

    つまりこれは、ACアダプターに繋がるUSBケープルを外してからずーっと何かが動き続けているってことでしょ!

    うわっ、なんか気持ち悪っ!

    この表示は本来、「起動時間≧使用時間」であるはずです。いや、あるべきなんです。

    あえて「>」とせず「≧」としたのは、スリープ時間が全くなかったケースを想定してのもので、本来的には「起動時間>使用時間」となるのが正しいのかもしれません。でも面倒くさいから書き直しませんよ。

    前述の通り、一時期、具体的にはiOS5.0.1にアップデートするまでは、ボクのiPhoneのバッテリー消費は順調そのものだったんです。

    100%にフル充電して前述の条件でスリープさせた時、3時間経過してもバッテリー残量が100%のままだった。

    何にも動いてはいなかったはずなんだよなぁ。

    但し、これには「バッテリー残表示のバグ」という説があることも忘れてはいけません。

    iOS5.0.1アップデートによるバッテリー検証結果と残表示バグの疑いについて。(iPhone4S)
    使用時間がどの程度あればOKなのかという検証になるかと思います。しかもパーセンテージにブレがあるという検証結果がこちらに。

    全ての条件が合致している訳でもなく、また使用方法や検証環境が一致しているわけでもないので、確かな事は言えません。

    が、この検証は「アプリを使用している時間が6時間前後であるはず」という仮説の検証であり、ボクのスリープ時のバッテリー消費有無の検証とはアプローチが異なります。

    なので何とも言えないですけど、どうやらバッテリー消費におけるパーセンテージの表示にもバグ(100%と1%からはなかなか減らないが他は結構な勢いで減る)があるってのは有力な説のひとつみたいですね。

    だけど、「バッテリー残表示のバグ」があるにしても、ボクのiPhoneはiOS5.0.1にアップデートする前までは、スリープ状態では5時間で1%にも満たない消費しかしなかったんだ……。

    それは確かなんです、刑事さんっ! ホントなんです!!

    さきほどのブログで参考になるのが、明らかに「起動時間」と「使用時間」が異なる表示であるという点。

    「起動時間>使用時間」というボクにとっては羨ましい状態。なんでそうなるのかが知りたくて仕方がない。

    まずはこれを目指そう。

    何かが裏で動いているのであればその息の根を止めるまでだっ!

    そうすれば、バッテリー消費の問題も自ずと解消されるに違いない!

    そう思ったんですよ。


    4.検証のあれこれ


    前述のブログにもありましたが、「iOS5.0.1にアップデートした後に『復元』を実施してみるといいらしい」という通説がありまして。

    他にもこんなブログがあり、参考にさせていただいておりやす。

    バッテリー問題にはバックアップと復元がホントにきく at 若旦那の独り言wp
    こちらにもバッテリー消費問題には「復元」が効くという内容がありました!これは試してみるしかない。試してガッテン承知ってな感じですな。


    ということで、やることは一つ。やるぞ、「復元」だっ!

    母艦であるPCにUSBケーブルでiPhoneを繋いで、iTunesでバックアップを取り復元してみるしかあるまい……。

    ということで実際にやってみました。復元には1時間ちょっとかかったかなぁ。

    ところが……。

    バッテリーの消費が緩和されたかというとそんなことはなく全くなくて、しかも「起動時間=使用時間」の問題も全く解決されてないという残念な結果になりました。

    「やり方がおかしかったのかもしれない。」

    そう思って日を違えて試してみましたが、何度「復元」しても悪い状態が復元されるだけ......?!

    ……はっ!

    そりゃ〜そうか。「復元」する前に取ったバックアップが悪い状態なんだから、復元されるのは元の悪い状態に決まってるじゃねーかっ!

    そんな当たり前の事に気づいたのは三度目のバックアップと復元を終えた時でした……。

    なんかアプローチが違う。何かがおかしい。

    ここは基本的な設定から見直すために、以前に参考にさせていただいたこちらからヒントをもらおう。

    iPhone4Sのバッテリーを長持ちさせる10の作戦
    初心に帰って、基本的なことを実行してみよう、うん。

    ほほぉ〜。なるほどなるほど。まだやってないことがありますね。

    「裏で何かが動いてるんじゃないか?」と踏んでいるボクが注目したのは、10の作戦の中の一つである「ネットワーク設定のリセット」です。

    旧機種のiPhone3GSの頃からmobilepointやらFonやら自宅Wi-FiやらUroad-8000やら、最近では地下鉄駅での0001SoftBankやら、いろんなネットワークに接続してるもんな。その設定を引き継いでるわけですわ。

    こいつを一旦リセットしたところで別に支障を来すわけでもないし、そのネットワーク使う時にまた設定すりゃいいんだから試してみるか、と。

    そんな軽い気持ちでリセットを敢行です。

    「設定>一般」と画面遷移して、一番下にある「リセット」を選択します。

    IMG_1033

    画面中程にある「ネットワーク設定をリセット」を選ぶでしょ。

    IMG_1034

    パスコードの入力が必要なのね。ずいぶん厳重だな。

    そりゃまぁそうか。

    IMG_1035

    最後通告が表示されるので、意を決して、いかにも押しちゃいけなさそうな赤い表示の「ネットワーク設定をリセット」を押してみます……。

    IMG_1036

    リブートみたいな動作になるけどあわてる必要はないって書いてあったんで、おとなしく待つ。

    ......しかし、あいも変わらず「起動時間=使用時間」のままです。

    3Gデータ通信も切ってWi-Fiもオフにしてるんだから、いくら勝手にアプリが動いていたとしても通信するわきゃないか。当てが外れたかな?

    でもスリープ状態の時のバッテリー消費は18〜20分/%だったものが、1時間/%くらいにちょっと改善された感じになりました。

    これで待受100時間くらいもつことになったわけだ。ようやく仕様の半分だね。考えようによっちゃここが妥協点かもしれないけど......。

    いやいや、まだまだ。まだ何か打つ手はあるはず。

    やはり未知なるアプリが動いているとしか考えられん。もうわからん......。

    でも、ここで諦める訳にはいかない。こうなったら神にもすがる想いであの方に頼むしかない!!

    ということで、「起動時間=使用時間」になる現象の原因と解決方法を探るべく、Google先生に聞いてみることにしました。

    検索のキーワードは「iPhone 起動時間と使用時間が同じ」ってな感じでOKでしょう。

    で、検索されたサイトの中から、まさに的中したのが前回も紹介したこちらになります。

    iOS4.2にUpdateして以降の不具...: Apple サポートコミュニティ
    結構以前の情報みたいだから、世間的には当たり前のことだったのかしら?だとしたら、アタシ恥ずかしい......。



    えっ!そんなことが原因なの?

    iOS4.2の頃から発生していた問題だと......?!

    知らなかったのはボクだけ?だとしたら、物凄く恥ずかしいんですけど......。

    ということで、原因は「3Gデータ通信をオフにしている時に、MMSが送信されている」ということだったみたいです。

    そんな単純なことだったとは......。

    とりあえず一瞬でもいいから3Gデータ通信をオンにしてみんことには始まらない。

    ということでオンにしてみました。

    受信されたのは一通のMMSで、SoftBankからのお知らせメール。

    発信されたのは11月12日(土)の10:17。

    内容はiPad2がお得に買えるっていう、あの忌まわしき営業戦略......。

    いらねぇ、こんな情報。うぜぇ......。

    「配信停止はこちら」って書いてあるからホントにコイツの息の根止めたるぞっ!

    いやいや、そんなヤサグレてる場合じゃない。これが原因だったかどうかを確認せねば。

    ………というのが前回までの流れになりますかね。

    【旧】煩悩の赴くままに: 174:iPhoneの起動時間と使用時間が同じ時間になる症状「バッテリードレイン」の解決方法が判明した!の巻
    これが前回の解決に至った詳細を記録したもの。ネットワーク設定のリセットの効果についても言及してますよ。

    ということで、ここからが正念場。今回のメインイベントになりやす。

    なげーな、おい。

    あっ!待って!この先が重要だから、最後まで読んでって下さいな、お客さんっ!


    5.ここからが真骨頂!


    ......さ、いよいよです。

    これまでの全ての懸念が晴れたかどうだか、その結果を発表したいと思います。

    結果はタイトルで物語っちゃっているけれど、それでも発表して魅せつけてやりましょう!

    いつものように朝までにフル充電にしたiPhoneを持って通勤。Twitterでやり取りしたりブログ書いたりして過ごすこと1時間半弱経過したところで会社に到着。

    ここで、いつものように
    • 全てのアプリを終了させる。
    • Wi-Fi通信をオフにする。
    を実施します。

    Bluetoothと3Gデータ通信は使ってないのではなからオフのままです。

    最後にバッテリー残量を確認すると「86%」と表示されてます。←やべっ!画面キャプチャー撮るの忘れた!

    ......多少の事故はつきものでして、信憑性に問題があるような感じもしないでもないけれど、あとは信じてもらうしかない。

    この状態で4時間半放置した結果がこちらになります。

    IMG_1046

    更に、昼から午後にかけて5時間半ほど放置した結果がこちらです。

    IMG_1047

    ......どうよ。

    ちゃんと「起動時間>使用時間」になっている点もさる事ながら、10時間(朝の8時〜夜18時まで)放置した状態でのバッテリー消費が「1%」ってのがスゴい!

    こいつぁ〜劇的な改善だよ!!

    ちなみに「使用時間」の1時間23分ってのが朝の通勤時にTwitterやらFoursquareでアプリ使ったり、ブログを書くのにATOK PadやらDraftPadやらPictShareやらSafariやらを使った時間ですね。

    これで14%くらい消費しているから、

    1時間23分(=83分)÷14%=5.928分/%

    この程度の電力消費ってことになります。

    ボクの使い方だと激しい部類に入る使い方(アプリを10個くらい常時起ち上げている状態)なんですけど、これでも10時間近く(592.8分)バッテリーが使えるってことになるんですよね。机上の空論だけど。

    ホントは極限までバッテリーを消費してみせたいのは山々なんですが、その時間もないから空論のままにしておきます。

    夢は夢のままでいいのさ。あはははは〜!

    でも、このブログを書くのにだいたい2時間くらい掛かってるんだけど、消費したのは21〜22%だから、あながち空論でもないかもしれない。

    例の表示バグがあるから何とも言えないけどね。

    あと、このスリープ状態にあった10時間(朝8時〜夜18時)の間にカレンダーアプリ(さいすけ)に登録してあったアラームが1件鳴ってしまったという事故もあったので、これが原因で多少のバッテリー消費があったかもしれないですね。

    あとタバコ吸いに行った時とかトイレに行った時に画面でバッテリー残量をちょくちょく確認してたから画面表示に電力を消費したかもしんない。

    実際に18時過ぎの使用時間は1時間27分になってるでしょ。途中4分ほど使ったってことですね。

    それがなくて、「完全に10時間放置してたら、1%も減らなかったのでは?」なんて、そんな妄想をしてしまうくらい劇的な改善になりました。

    ここまでがこの4日間に行った全て。

    ここまでこれたことに、自分自身かなりというか、だいぶ満足してますよ、ええ。


    6.まとめ


    反省の意味を込めて振り返ってみると、そもそもの原因究明に至る経緯の順序が入り乱れてるってのがあります。

    結果的に原因は「3Gデータ通信をオフにしている時にMMSが発信されたけど受信できない」ってことになるんですが、せめてコイツを最初に試していれば……。

    いやいや、ギャンブル?にタラレバは厳禁だ。

    このMMS問題を防止する手立てとして、こちらのブログで情報をくださっているので、これもやっておかねば再発の危険性があること間違いなしです。

    【iOS 5】Eメール(i)の通知をスマートにする方法 ?SoftBankの場合? | NANOKAMO BLOG
    これで全てのMMSメールをシャットアウトできるかどうかはまた検証が必要になるけど、やっておいて損はあるまい。



    強化された@i.softbank.jpの迷惑メールブロック機能、設定方法を解説いたします!
    やるんだったらところんだ。迷惑メールの被害にはあってないけど、こいつもやっておかねばなるまい。


    その上で、前段のブログにあった「必要のない設定はオフにする」「ネットワーク設定のリセット」ってのを実施して、更に他のブログにある「バックアップ、そして復元」ってヤツをやってみれば、劇的にバッテリー消費が改善されるはずなのよ、たぶん。

    いや〜、手間がかかるけど楽しいねぇ。

    ほとんどが他人のお世話になって、結果自己満足達成ってことに終わってるけど、あんまり気にしないで下さい。なんせ、書いてる本人が気にしてないから。

    まぁ、でもそれじゃあまりにも申し訳ないんで、こんなボクのブログよりも参考になるちゃんとしたブログを最後にご紹介させていただきましょう。

    iPhone + iOS 5 バッテリー問題改善に至る軌跡? 本当の問題点とは?たったひとつの劇的改善例とは? | @CDiP
    今回ボクが書いていることはホンの一握りの小さな範囲でしかなく、こちらに書いてあることが本当の意味での検証ってやつです。是非熟読してみてください。


    ここまで読ませておいてなんだけど、このブログに書いてあることは本当に参考になります。いつも読ませていただいております。ありがとうございます。

    最初っから、これを読んでからいろいろ試せば良かったんだよねぇ……。

    素人が生半可な覚悟で手を出しちゃうから火傷するんだよなぁ。もう遅いけど。

    こちらのブログに書いてあることと、ボクの検証と比較してみると、

    • 3Gデータ通信をオフ→オンにしてMMSを受信する。
    • USBケーブルを接続してのiTunesを使ってのバックアップ・復元を実施する。
    • ネットワーク設定をリセットする。

    と、順番は違ってもボクの場合もこの3つをやったことになるんだけど、理にかなってるってことになるのかな?

    一つだけ反駁させていただくと、前回書いたとおり、「ネットワーク設定のリセット」単独でもある程度の効果は見れたんですよね、ボクのiPhoneの場合だけど。

    「1時間に3〜4%消費していたのが、1時間1%程度に改善されてる」ってのは「ネットワーク設定のリセット」のお陰だと思うんですが、どうなんでしょうかね?

    来週当たりに、またiOSのアップデートがあるみたいだから、アップデートしてみた上でまた更なる検証が必要になるし、別の問題が発生するかもしれない。

    apptoi: バッテリー問題に対応したiOS 5.0.2が来週リリースされるという情報
    ずいぶん速いペースでのリリースが続くよね。そんだけ問題が大きいってこった。




    更にはiOS5.1のリリースも控えているという情報も。

    Apple、バッテリー問題を修正した「iOS 5.0.2」を準備中? | iStation - おすすめiPhoneアプリ紹介、ニュース配信
    その後にはSiriのバージョンアップも控えてるみたいだね。使ってないから別にいいんだけどさ。



    いやいや、楽しみはつきませんな、かなり疲れるけど。

    ということで、そろそろお開きにさせていただきやしょうか。

    朝もブログアップしたのに、夜もこの分量......。疲れましたわ。

    ここまで頑張る理由は、次回明らかになりますので、乞うご期待!

    ......なんだ、この終わり方。

    (おわり)

    1588 views and 1 response

    • Nov 24 2011, 6:03 AM
      donpy responded:

      本当にすばらしいエントリーですね!
      私の検証よりもよりはっきりとした表現でわかりやすかったです。
      結局ブログには書いておりませんが、あのやり方ですら、プラシーボです。何かのトリガーで結局元に戻ってしまいます。やはりMMSあたりがあやしいかなと思っておりますが、どうせ使わないんだからMMSのメールアドレスをありえないほどめちゃくちゃ長いものに設定してやりましたよ。
      これでどうなるか経過観察中です。また何かありましたらブログにてご報告致します。
      いつも読んで下さって本当にありがとうございます。こういうのめっちゃうれしいです。
      P.S. ところで、このPosterousのフィードを登録しようとしたんですが、うまくいかないんですよね。今はこの日記をどうやってフィードにぶちこむかが私の課題でもあるんですよね(笑)

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